生死を左右するリポたんぱく

蓄積される中性脂肪

中性脂肪(トリグリセライド)とは、血液中に流れる4種類の脂質のうちの一つ。
人間が活動する為のエネルギー。出勤したり、アナタがバリバリ働くための”燃料”となる成分。それが中性脂肪(トリグリセライド)です。
中性脂肪は、カイロミクロンやVLDL(超低比重リポたんぱく)と呼ばれる状態で血中を駆け巡っています。
「忙しくて朝食を食べられなかった!」
そんな理由の栄養失調で死亡しない為にも、カラダは栄養を蓄えてくれます。
ですが、この中性脂肪。使わないと皮下や内臓にどんどんムダな脂肪としてたまっていきます。そうして一線を過ぎると”肥満状態”と呼ばれるカラダになってしまうのです。

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皮下脂肪と内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)

ダイエットに興味のある方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
中性脂肪が腕やお腹、顎下などにたまったものが”皮下脂肪”。内臓にこびりついたものが”内臓脂肪”。内臓に栄養がつきすぎてフォアグラのようになると、内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)と呼ばれます。
全体的にぷっくりしてくる肥満と比べ、内臓脂肪型肥満はお腹だけが不自然に目立ちます。妊婦のように膨れ上がっていくので、一見して見抜きやすいです。
また、体重がなくても内臓脂肪が多い。皮下脂肪と内臓脂肪のバランスをが崩れている状態のことを、”隠れ肥満”と呼びます。
「体重○○キロだから大丈夫!」なんて安心していると、取り返しのつかない状態になることも。
だからと言って、”断食や拒食状態に陥るような、脂肪を一切排除した極端なダイエット”はいけません。
脂肪がなさすぎても、人間のカラダは成り立たないのです。

中性脂肪が与える動脈硬化へのダメージ

急激な寒暖の差に襲われたとき、食料が尽きてしまったとき。中性脂肪はエネルギー源として体内を調整します。強烈な衝撃から臓器を守ってくれることも。
どんな窮地に陥ってもパワーを発揮する中性脂肪ですが、ためすぎると善玉コレステロールの活動を阻害し、動脈硬化の原因になります。
お酒ばかり飲んでいませんか? ケーキや甘い物ばかり食べていませんか? 果物も食べすぎは危ないんです。飲酒しすぎると、血中の中性脂肪が異常に増え、急性膵炎を起こ可能性もあります。
食事にはよく注意を払い、健康的な食生活を心がけましょう。

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