前兆のある脳血栓と、突然起きる脳塞栓

脳梗塞には2通りのタイプがある

脳梗塞は、脳の動脈硬化が進み狭窄した内腔に血液のかたまりが詰まることによって生じる虚血性疾患です。
脳梗塞には病状の現れる進行性脳梗塞(脳血栓)と、何の前兆もナシに現れる突発性脳梗塞(脳塞栓)の2種類があります。

・脳血栓
脳血栓とは、脳血管内にできた狭窄部に、脳血管内で生成された血のかたまりが詰まることで生じます。
こちらの場合、動脈血管の狭窄部は時間をかけゆっくりと狭くなっていくので、それに伴い症状も少しずつ表面化していきます。
めまい。発声時の違和感(舌がもつれる、言葉がなかなか出てこない、相手の言葉がよく理解できない)。手足がしびれたり、おかしな脱力感が取れない。何もないところで転びそうになる、またはふらつく。最近、なぜか片側だけ視力が落ちた。何もかも二重に見える。食事が飲み込みづらい、などなど。
他にも症状はありますが、上記はその一部です。
脳血栓が起きると、初めのうちは5分から10分。長くても1日たてば正常な状態に戻ります。
それを繰り返していくうちに、徐々に病状は重くなっていくのです。

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・脳塞栓
脳血栓と同じく、脳血管内の狭窄部に血のかたまりが詰まることで生じます。ただし、脳血栓でつまる血のかたまりは、”脳ではない別の箇所で作られたモノ”です。
全く別の箇所からいきなり流れて詰まる為に、発作は突発的です。予測しようもありません。
前兆……というよりは、発生時の症状ですが、カラダが急にしびれて動かなくなったり、激しい痙攣、突然の視覚障害。うまく言葉を話せなくなったり、意識障害なども発生します。認識野に影響があると、文字や数字がただの模様にしか見えず救急車を呼べない、というケースもあるようです。
発症時は身近の人の助けがとても重要になります。緊急時の対策や合図などを練っておくと、肝心なときに役に立つでしょう。

脳血栓と脳塞栓

それぞれ症状は違いますが、主な原因は動脈硬化によるものです。動脈硬化は高LDLコレステロール血症や高血圧の方がなりやすく、合併発症されている方も少なくありません。
合併発症されている方は、その時点で脳梗塞に至る理由を”2つ”も抱えています。極めて危険な状態です。
前兆らしき異常を感じたら、勘違いなどと誤魔化してはいけません。迷わず診察を受けることをオススメします。

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