調味料を減らせば血圧も下がる

ある患者さんの実話

塩分をとりすぎないようにしてくださいね
そのような注意をしても、多くの方は知らず知らずのうちに摂取しています。今の世の中、塩分の含まれていない食品はごくわずかです。例えば、惣菜ひとつ買うにしても必ず塩分は含まれています。お弁当には塩辛い味付けが、おにぎりには塩っ気が、シャケは塩漬けですし、サラダのドレッシングにも塩分は含まれています。

ところが、高血圧を合併していた患者さんの中に、ほんの僅かな期間で正常値に戻った方がいました。ひどく真面目な性格のその患者さんは、医師による指導を受けたその日から、あらゆる努力をして食生活を改善したそうです。

高血圧の大部分は食生活が原因。半端な改善をズルズルと続け食事療法の効果を疑う方々も多い中、これほどハッキリ証明してくれた方も珍しいです。

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食生活はこうして改善される

食生活の改善は、食事の量を減らしたり、質を変えるのが一般的です。しかしその患者さんは「量を減らすのだけは耐えられない」とのことで、質の改善を選ばれました。その方法は、私にもちょっと驚きです。
まず、その患者さんは何を食べるにも調味料を使いませんでした。納豆も、おひたしも、湯豆腐も素材まま。ゆでタマゴにも塩は振りません。サラダのドレッシングなど、もってのほかです。
こうして日々のたゆまぬ努力の結果、患者さんは健康を手に入れたのでした。……ただし、この例はちょっと極端ですので、1日の塩分摂取量を守るなら他の手段をとっても構わないかと思います。量を減らすか、質をとるか。「これならデキル!」と思える方法をセレクトしてください。
ちなみに患者さんにお聞きしたところ、継続が苦にならないようこんな工夫をしたそうです。

・素材は新鮮さを重視。調味料がなくても美味しく食べられるモノを選択。
・塩分を控え、酢をメインに。柑橘系果物をうまく料理に取り入れる。
・青魚や昆布による旨味成分でシッカリと味付けする。
・味付けは料理の仕上げ直前。計算内の量でおこなう、などなど。

とくに糖尿病や高中性脂肪症の方は、このような食事療法がより効果を発揮する典型的な病です。適切なカロリー配分をし、合わせて運動療法も取り入れてください。最低限必要な栄養を維持し、全体的なバランスにも気を配ること。
ちょっとした気配りで工夫しつつ、楽しく健康管理を行ってください。

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