動脈硬化を進めるアディポサイトカイン

第二の悪玉コレステロール

動脈硬化はほとんどの場合、LDLコレステロールが原因で進行します。

「じゃあコレステロールにだけ気をつければいいのかな?」
そんなことはありません。コレステロールのHDL(善玉)が減るとLDL(悪玉)が増えるように、アディポサイトカインがとても危険なのです。

アディポサイトカインの種類
悪玉:PAI-1、TNF-α、HB-EGF、アンジオテンシノーゲン、レジスチン
善玉:アディポネクチン、レプチン

アディポサイトカインは、脂肪細胞から分室される生理活性物質です。主に2タイプあり、悪玉と善玉に分かれます。

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コレステロールの低減、動脈硬化の抑制、高血圧の予防、血栓の形成抑制、インスリン感受性の促進、抗炎症作用などなど。善玉にはプラス面が強い反面、悪玉にはさまざまなマイナス面があります。
血栓の形成促進、インスリン抵抗性の促進、血管平滑筋の増殖、血圧の上昇、などなど。

とくに血栓は、動脈硬化が進み閉塞した血管につまると、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。
悪玉アディポサイトカインは、悪玉コレステロールと同条件で増えます。不健康な日々を過ごした血管内では、倍のスピードで動脈硬化が進んでいるのです。

肥満はアディポネクチンを減少させる

善玉HDLとアディポネクチンは一蓮托生と考えてください。脂肪細胞が太るとHDLが減り、アディポネクチンも減ります。そして善玉が減ることにより、悪玉が増加するのです。

改善を目指すなら、まず肥満を解消してください。食生活の改善。さらに運動療法を取り入れ、規則正しい生活が必要です。油物を控え、緑黄色野菜などの食物繊維を多くとってください。青背魚を食卓に並べ、全体の栄養バランスを常に保つことが重要です。

過剰なカロリーはとりすぎないよう、摂取以上の消費を心がけてください。また他の原因で肝機能が低下すると悪玉LDLの血中濃度が変化しますので注意が必要です。

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