運動療法は長い目で~運動をはじめてすぐには体重は減らない

運動しても体重が減らないのはどうしてか?

  中性脂肪を気にしている方に欠かせないのが「運動療法」です。「食事療法」とあわせて、とても重要です。運動はどうして必要なのかというと、運動すること によって、溜め込んでいる中性脂肪を消費することが出来るからであるとお思いの方が多いでしょう。もちろんそれは正しいのですが、実際に詳しくいうと少し 異なっています。

  運動を始めてから、まず最初に使われるのが、筋肉の中にあるグリコーゲン(動物性のでんぷんの一種です)です。その次に使われるのが「血液中のブドウ糖」 で、その後に血液中の遊離脂肪酸が消費されます。遊離脂肪酸というのは、中性脂肪がエネルギー源として使用される時の形態です。

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 運動といっても様々な種類がありますので、一概には言えませんが、中性脂肪がエネルギー源として使用されるまでには、かなりの運動時間が必要となります。つまり、運動後に感じる印象ほど、実際のところはそれほど効果が現れていない、ということになるのです。

  よく、運動療法を開始するとすぐに、「毎日30分間のウォーキングを続けてみたが、何も変化がない。」と嘆くケースが見られます。しかし、これはごく当た り前のことでもあるのです。

体に蓄積されている中性脂肪は、1gあたり7キロカロリー前後といわれています。もし、現在の体重が60kgの人がウォーキン グで、中性脂肪の量を1kg減らそうと思ったら、26時間歩き続けなくてはなりません。1週間毎日30分続けた場合、体重に大きな変化はないかもしれませ ん。しかし、確実にその一週間でごはん4杯分程度のカロリー消費は出来ているのです。この繰り返しが減量へとつながっていくのです。

継続は力なり~運動療法は長い目で見て、とにかく続けること!

  運動療法で大切なことは、とにかく継続して運動を続けることです。すぐに成果はあがらないかもしれません。しかし、先ほどのウォーキングの例でも、毎日1 時間のウォーキングをすると、26日間で1kgの減量です。一ヶ月足らずで1kg体重が減るのです。これを半年間続けると6kgの減量に成功することにな ります。

  運動を継続することで、筋力はわずかですが増えていきます。筋肉が増えることで、そのぶんエネルギーの消費量は増えていきます。ただし、長い目で見る必要 があります。運動を続けていくことで、ストレス解消にもなりますし、体にとっては相乗効果でプラスになることばかりです。中性脂肪を減らすためにも運動療 法を継続しましょう。

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