痛風~尿酸値を下げ、脂質異常症の予防を~

痛風の症状

 痛風は、血液中の尿酸値が高くなることによって、足の親指の付け根などの関節が激しく痛くなるなどの症状があります。その痛みは、風が吹いただけでも痛い、とまで言われるほどです。

 痛みが出る代表的な箇所は足の親指の付け根ですが、足の甲、かかと、くるぶし、膝、アキレス腱まわり、手首、手の指、ひじや肩などにも症状は出るといわれます。

 なぜ血液中の尿酸値が増えることによって関節の痛みが出るのでしょう。関節にたまってしまった尿酸値を、血液中の白血球が異物を排除しようと攻撃をすることによって、痛みが生じます。

  痛風の発作が起きた時の痛みはとても激しいもので、歩くこともままならなく、痛みがピークに達した時には体を動かすことすらも出来なくなります。痛みは数 日から一週間ほどでまったく無くなってしまうのですが、そのまま放っておくことは再発を招く要因となります。同じ部位で何度も発症というわけではなく、 数ヵ月後や、数年後にまた再度発作を起こし、その後も繰り返し起こしてしまうことになります。

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合併症の恐ろしさ

  痛風にかかりやすい人として、まず尿酸値の高い30代~50代の男性に多いということです。痛風患者の9割が男性というデータがあります。そして一日に2 回異常お肉を食べるなどの大食いの人、アルコール好き、近親者に痛風にかかった人が居る場合、肥満であるなどの条件を満たしていれば注意が必要です。

 最近では、痛風は中高年だけの病気でもなくなってきているのが現状です。脂質の多い食べ物を頻繁に摂取するようになり、食生活の欧米化が進んでしまった今では、10代や20代の若年層での発症も増えてきています。

 ですが、痛風患者に共通していることとして、実に8割もの人が高中性脂肪血症を併発しているといわれています。

  すでに痛風の発作を経験したことがある人や、尿酸値が高く痛風予備軍である人というのは、血液中の脂質が多くなっていて、ドロドロ状態である可能性がとて も高いということになります。この状態をそのままにしておくと痛風だけにとどまらず、糖尿病や高血圧症、狭心症や心筋梗塞などの心疾患を併発していく危険 があるのです。

まずは尿酸値を下げることと脂質異常症の改善・予防

痛風の治療方法はどのようなものがあるのでしょうか。まずは、激しい痛みを取り除くための治療をしますが、基本的には尿酸値を下げていかなくてはなりませ ん。食生活の改善が必須となってきます。日常的に、プリン体を含む食品を避けて、水分を多くとり、バランスを保つように心がけます。

と、同時に血液中の脂 質もバランス良くなるように、脂質異常症の予防と改善をはかるため、日頃から血液中の中性脂肪値を意識するようにしましょう。

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