中性脂肪値の上昇~他の病気が原因?

中性脂肪値が上昇するさまざまなケース

 高中性脂肪血症が発症するケースとして、生活習慣が乱れている場合がもっとも多いですが、他にも原因が考えられることがあります。他の病気を発症している場合や、特定の薬剤を服用している場合などです。これらの場合は、慎重に治療をすすめていく必要があります。

 他の病気とはどのようなものでしょうか。主な分類としては、代謝異常、内分泌系、腎臓、肝臓、膵臓など多岐に渡ります。高中性脂肪血症を併発する原因も様々です。

 では、その病気のなかでも、内分泌の病気である甲状腺機能低下症についてみていくことにします。どんなふうに高中性脂肪血症を発症していくのでしょうか。

  まず甲状腺とはどんな器官かというと、まるで蝶が羽を広げているような形をしており、のど仏の下あたりに存在します。人のからだに決して欠くことの出来な いホルモンである「甲状腺ホルモン」を分泌しています。甲状腺ホルモンは、たんぱく質の合成を促進する働きがあります。体の新陳代謝を活発にしてくれる非 常に大切な役割を持っています。よってこのホルモンの分泌が低下してしまうと、中性脂肪値の上昇へとつながっていくのです。まず肝臓で、コレステロールを 分解する働きが鈍くなります。こうして血中のコレステロール値は徐々に上昇し、それに反比例するようにHDLコレステロールは減っていくのです。

 甲状腺機能障害以外の様々な病気も、全く同じではありませんがそれぞれに中性脂肪値を上昇させてしまう仕組みがあります。

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まずは原因となっている病気の治療を!

 高中性脂肪血症を発症した原因が、他の病気によるものだった場合は、まずは元になっている病気の治療を先行させる必要があります。この場合、元の病気が快方へと向かっていくにつれ、次第に血中の中性脂肪値が正常に戻っていくことが多いのです。

 ですが、なかには元の病気が完治してもなかなか中性脂肪値が元に戻らないケースもあります。そういった場合には、高中性脂肪血症の治療を本格的にはじめていく必要があります。

  また、ステロイドホルモン薬など、薬剤によって高中性脂肪血症が引き起こされている場合もあります。この場合には、薬の使用は中止して、同様の効能をもっ た別の薬剤に変えるべきです。医師の指示に従います。中性脂肪値のチェックを随時おこなっていき、正常な数値になるまでやります。もし途中でもなかなか中 性脂肪値が下がらなければ、元の病気の治療を受けながら、高中性脂肪血症の治療もはじめていくとよいでしょう。

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