臭いの原因は、内臓疾患かも?

病気と臭いの関係を知ろう

健康状態を確認するうえで、臭いというのはとても重要な役割を担っています。

中国医学においては診察の基本として「望聞問切(ぼうぶんもんせつ)」というものがあります。まず、みなさんが聞き慣れている言葉は「問診」ですね。

これは、患者と体の具合について話をするものです。そして「望診」とはまず患者のことを目で観察すること。「切診」は患者の体に触れ、脈やお腹の調子を診ること。「聞診」は聴覚を使って患者を観察するのですが、この中で「嗅診」も行います。これは嗅覚で患者の病気を探るものです。

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「嗅診」をする際、医者は患者の体の中から発生する臭いを嗅ぎとります。どういうものから臭いがするのかというと、患者の汗などの分泌物や、尿や便などの排泄物、その他、鼻からの臭いや皮膚の臭いなどです。この「嗅診」で得た情報は、かなり重要なものとなります。

実際に臭いと病気の関係について例をあげてみましょう。

①糖尿病→血糖値が上がっている状態のとき、体臭や口臭が強くなります。甘酸っぱい臭いや、リンゴが腐ったような甘ったるい臭いがします。

②子宮ガン→60歳以上の女性の方で、おりものの臭いが強く、ピンク色になっている場合は、子宮ガンの疑いがあります。

③副鼻腔炎→くしゃみをすると生ぐさい臭いがする場合は、副鼻腔炎で鼻が悪くなっていることが考えられます。

④肝臓病→口の中が苦くなり、口臭が強くなっているときは、慢性肝炎などで肝機能が衰えている可能性があります。

⑤消化不良→消化が悪く、食べ物が長く胃の中に滞在する場合、胃の中で腐敗が始まり、口臭の原因になります。または、口腔内が不衛生の場合も同じような腐敗臭がすることもあります。

表皮の雑菌だけではなく、体内に病気があるときも体臭の原因になり得ます。中国医学では、体の中にある内臓や器官は、すべて経絡でつながっているとされており、内臓の調子が悪くて体内で臭いが発生する場合、この経絡に沿って体外に臭いが放出することもあると思われるからです。

そう考えると、体の臭いは「目には見えない体内の様子を示すサイン」でもあるわけですね。体臭や便臭は毎日チェックをして、変化が見られた場合は、体内の病気を疑ってみると、早期発見にも、臭いの解消にもつながるので、きちんと観察していきましょう。

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