脂肪細胞が肥満を防ぐ!?

インスリン以外に肥満を防ぐ物質

血糖値とかかわりが深いインスリンは、大量に分泌されることで、これ以上エネルギーを蓄えないように、食欲を抑える働きがあります。
食事をすると満腹感を感じるのは、このインスリンの機能がうまく働いているからだといえます。

最近の研究では、このインスリン以外にも、脂肪の蓄積を防ぐ働きを持つ細胞が発見されました。
その細胞とは、脂肪を蓄える器となる「脂肪細胞」です。

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食欲の元となる遊離脂肪酸

人間は、なぜ食欲がわくのか?
これは、脂肪の一種である遊離脂肪酸の働きによるものだと、いわれています。

遊離脂肪酸とは、中性脂肪が分解されてできる物質です。
脂肪は、この遊離脂肪酸に分離されて、エネルギーとして燃焼をします。

体を動かしてエネルギーを消費することで、遊離脂肪酸への分離が生じ、脳に空腹を伝える摂食中枢にシグナルを送ります。
それによって食欲が湧き、エネルギーを再度貯蔵しようとする働きが生じます。

脂肪細胞から分泌されるレプチンが脂肪の蓄積を抑制

どうやって脂肪細胞が食欲を抑制するのか?
それは、脂肪細胞から分泌されるレプチンという物質の活躍によるものだとされています。

このレプチンは、インスリンと同じく、満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあるホルモンです。
体脂肪が一定以上蓄積された時に、多く分泌されるようになり、食欲にストップをかけ、これ以上脂肪が蓄積されないよう働きかけます。

肥満を構成する脂肪細胞自身が、このような働きを持つ物質を生み出すのは驚きです。

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