血圧を上昇させる内臓脂肪のしくみ

血圧が上がる原因とは?

高血圧が続くと、強い血流により血管壁にダメージが蓄積していきます。
この状況が長期間続くと傷ついた血管が修復されていくうちに、もろくしなやかさを失った動脈硬化の血管が出来上がります。

高血圧になる原因には加齢に伴う血管の老化や塩分のとり過ぎ、運動不足、遺伝による高血圧などがあげられますが、最近わかってきた要因のひとつに、内臓脂肪の蓄積による肥満が、高血圧を引き起こすということがいわれています。

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高血圧のもう一つの原因!生理活性物質の影響で血圧は上がる

内臓脂肪は、その脂肪細胞から血管に悪影響を及ぼす生理活性物質を分泌します。

その物質は、アンジオテンシノーゲンと呼ばれていて、血管を収縮させる働きをおこないます。
この物質が、内臓脂肪の増加により過剰に分泌されることで、高血圧の状況が日常化してしまうというわけなのです。

また、内臓脂肪が蓄積することで、血圧を下げて血管を修復するアディポネクチンの数が、減少していくこともわかっています。
この物質の数が減少すると、インスリンの働きが弱まり、それに伴って体内の塩分を排泄する腎臓の働きが、低下してしまいます。

体内のナトリウム濃度が上昇すると、体は水分を欲するようになり、その結果体内の血液量が増加します。
血液量が増加すると、血液の通り道に余計な圧力がかかります。これが高血圧のしくみだといわれています。

内臓脂肪を減らし塩分を抑えた食生活をしよう!

内臓脂肪は、このようにすべての元凶となる厄介な症状なのです。
高血圧のお薬はたくさん市販されていますが、肥満による高血圧の場合、まずは食生活の改善をおこなえば、血圧もおのずと改善されていくケースもあります。

お薬はむしろ補助的なものだと考えて、大元の原因から改善していくように心がけましょう。

また、塩分の摂り過ぎは、体内のナトリウム濃度を上昇させ、高血圧を招く原因となります。
塩分の摂取量を減らせば、日本人の高血圧の3分の1は改善するとさえいわれています。

ですので、濃い味付けばかりの食事内容を改善し、高血圧を悪化させないよう改善を目指しましょう。

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