肝機能検査の数値2~ALPとCh-E、TP

ALPとは

ALPは、アルカリフォスファターゼと呼ばれる酵素です。γ‐GTPと同じ胆道から分泌される酵素で、リン酸化合物を分解する役割を担っています。

肝臓になんらかの異常が発生すると、胆道にも障害が出ることがあります。そうなると、ALPは胆汁の中に溶け込まず、血液中に流れ出てしまいます。その結果、ALPの数値が上昇するわけです。

肝炎などの各種肝機能障害の他、胆道炎・胆道癌・すい臓がんなどでも上昇します。胆道系の病気の場合には、数値が急上昇するのが特徴です。

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Ch-Eとは

Ch-Eはコリンエステラーゼと呼ばれる、肝臓から合成される酵素です。常に一定の量が血中に存在しているのが特徴です。

肝臓によるタンパク質の代謝(合成能力・生産能力)が低下すると、数値が下がってきます。肝炎や肝硬変などが起きると、数値が下がっていくわけです。

脂肪肝・肥満などの場合には、数値が高くなります。

多すぎても少なすぎてもダメだ、ということです。

TPとは

TPは、血清総たんぱくです。血液中に含まれているタンパク質の総量をあらわす数値です。

血中のたんぱく質は、体の様々な代謝をコントロールする働きを持っています。健康であれば一定量が確保されています。

肝機能障害が起きると、数値が徐々に下がってきてしまします。

Ch-EやTPは、γ-GTPやALPなどと違い、数値が低いと問題になるということに気を付けるようにしましょう。なんでも数値は低ければよいというものではないのです。

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