不妊症に対する偏見との戦い

現在、不妊症で悩む夫婦は、8~10組に1組ぐらいの割合でいるそうです。そう聞くと、意外に多くの夫婦が子供ができない悩みを抱えているのだなと思いませんか? 今後、結婚年齢の上昇により、さらにこの割合は増えていくのではと考えられています。

しかし、こんなにも不妊症の方が多いのにもかかわらず、世間一般の不妊症に対する認識が遅れていることも事実です。

日本の不妊症患者の割合は、片頭痛患者の割合とほぼ同じです。「あの人、片頭痛持ちらしいわよ」なんてわざわざ言いませんよね? しかし、不妊症の場合は「あの人、子どもができないんだって」などと噂をされたりすることもあるでしょう。「結婚すれば子供はできるのが当たり前」、「子供を育ててやっと一人前の大人」という世間一般の認識のズレが、不妊で悩む夫婦を苦しめているというのが現状です。

最近では、有名人のブログや著書などで、不妊治療についてオープンに語られることも多くなってきました。きっと、治療のことを告白するのにはたいへんな勇気がいったことでしょう。

しかし、このような方たちの働きかけにより、不妊症が一般的な疾患と同じぐらい誰にでも起こりうることだという認識が広まっていけば、もっと治療も受けやすくなり、夫婦の心の負担も軽くなることでしょう。

 

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