男性の不妊の原因について

不妊で悩む夫婦の場合、まずは女性が婦人科を受診し隅から隅まで検査を受けることになります。そうして女性側に何の問題もないと明らかになってから、ようやく男性が精液検査を行い、そこでやっと男性側に不妊の原因があったとわかることが多いのです。

一般的に男性は不妊治療に対して消極的だといわれています。精液検査などは全く痛みもないのですが、それでも女性に言われてしぶしぶ採取に応じるようです。さらに、採取はクリニックではなく自宅で行い、検査のために女性が一人で持参するというケースがほとんどだとのこと。婦人科の医師は男性不妊症に詳しくない人もまだ多いため、男性の診察を積極的に勧めてこない場合もよくあります。

現在では男女の力関係に変化が起きているせいか、男性不妊症外来を受診する男性も少しずつ増えてきているようです。しかしほとんどは女性が診察を受けた婦人科医師からの紹介であり、女性側に何の原因もなかったから仕方なしに…ということのようですが、それでも治療が間に合い、子供ができるというケースも多くなってきているようですね。

男性側の不妊の原因もさまざまです。わかりやすい不妊の原因といえば勃起不全(ED)や、精液内に精子が存在しない「無精子症」、精子の数が少ない「乏精子症」、精子の動きが鈍い「精子無力症」などがあげられます。また、精巣で精子がつくられるときには、脳の下垂体というところから分泌されるホルモンが重要な役割を担っていますが、このホルモンがでなくなると精子をつくることができません。前立腺が炎症を起こしていたりすると、精液中の白血球量が増えるため、膿精液症となり不妊の原因となります。

不妊は、女性が原因であることが41%、男性が原因であることが24%、原因不明が11%だそうです(WHO(世界保健機関)の調査による)。男性に不妊症の原因がある場合も少なくないため、受信は夫婦そろって受けることが一番望ましい形なのですね。

 

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