不妊がきっかけで夫婦の絆を強める

不妊治療は、男女ともに焦る気持ちとの戦いがあります。特に女性は年齢を重ねるごとにタイムリミットが近づいていることを実感するでしょう。精神的にも不安定になりがちです。

そんなときに、不妊の原因が男性にあった場合、男性のプライドを傷つけないように気を遣ってあげてください。夫婦ケンカなど何かのはずみで「種無し!」とか「あなたのせいで!」などと言ってしまうなんてもっての外です。

男性は強そうに見えて実はとても繊細です。女性の厳しいひとことによって勃起不全(ED)になってしまうことだってあるのです。そうなると余計に子供を持つことが難しくなりますよね。

このような口論が続いたり、態度がとげとげしくなることで、子どもを持ちたいと心から願っていたはずの、何の問題もなかった夫婦仲も冷え切ってしまい離婚に至るケースもあります。夫婦で新しい家族をつくり、幸せに暮らしたかっただけなのに、そんな結末は誰も望んでいませんよね。

もともと男女は考え方が異なります。だからこそ、自分の価値観の相手に押しつけてはいけません。相手に甘えすぎず、思いやりの心をもつべきなのです。

男性は女性の気持ちをわかろうとすること、女性は男性のプライドを傷つけないこと。この姿勢でいることが大切です。

ちなみに、男性に不妊の原因がある夫婦に体外受精や顕微授精を勧めた場合に、女性の身体的負担が多いのにもかかわらず、その治療に拒否感を持つのは男性の方が多いそうです。女性はたとえ自分に痛みがあっても早く子供をつくりたい、と思うようですが、男性は自然妊娠にこだわる方が多いようです。こんなところでも性差は現れているのですね。

不妊治療をきっかけに、夫婦がこの先どのように生きていきたいのか、二人でどのような家庭を築きたいのか一度じっくり話し合うとよいでしょう。どういう家族になりたいか、自分にできることは何なのか。夫婦で同じ方向を見ないかぎり、一緒に歩むことは不可能です。

第三者を交えたほうが話しやすいのであれば、医師と三人で話すのもよいですね。きっと最適なアドバイスももらえると思いますよ。

 

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