「沈黙の臓器」の声に耳を傾けるために

沈黙の臓器、肝臓

肝臓は、非常に大きく、そしてタフな臓器です。酸素欠乏に陥ったとしても壊死してしまうことはありませんし、手術で半分に切り取ったとしても機能を一切失うことなく黙々と働き続けてくれます。

このような我慢強さがあるため、肝臓は「沈黙の臓器」と言われています。多少の無茶をしたとしても、おとなしく文句を言わずに働き続けてくれるわけです。

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沈黙しているからこそ怖い

しかし、頑丈な臓器であっても、疲れは溜まりますし機能障害に陥ってしまうこともあります。繊細な臓器でしたら、初期のうちから悲鳴をあげて、体に何かしらのサインを送ってくれます。しかし、肝臓は頑丈なので、ちょっとやそっとの異常では自覚症状が現れることはありません。何か異常が出たときには、手遅れとなっていることも多いのです。

肝硬変や肝がんなどの異常が始まる前に、わたしたちは肝臓の声に耳を傾けていく必要があります。無口な肝臓の声を代わりにわたしたちに伝えてくれるのが、「血液」です。肝臓には、全身の25%もの血液が流れ込んでいます。4分の1が肝臓を通過して、その状態をスクリーニングしてくれるわけです。

肝機能の異常を調べるために最も効果的な手段は、「血液検査」だと言われています。様々な血中成分を測定することで、肝臓の機能に異常があらわれていないかを調べることができます。年に1回は必ず健康診断などで血液を調べてもらうようにしましょう。早期発見を心がければ、手遅れになってしまうことを防ぐことができます。

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