脂肪肝とNASHとの違い・見分け方

脂肪肝とNASHは違う

これまで脂肪肝と称されてきた「単なる脂肪肝」と、最近発見された新しい脂肪肝(肝炎)「NASH」は、症状の重さ・メカニズムなどの点で違いがあります。単なる脂肪肝の場合には、肝硬変まで進行してしまうことはほとんどありません(確率1%程度)。自覚症状も特に出ないため、そこまで心配する必要はないと言われています。

しかし、脂肪肝がNASHによるものだった場合、肝硬変の発症リスクは一気に10倍にまで膨れ上がってしまいます

脂肪肝と言っても、危険性が低いものと高いものと、双方があるということをしっかり理解しておくようにしましょう。

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NASHの診断基準

医療機関では、これまでの脂肪肝とナッシュとの区別を一応つけることができています。おおむね以下のような基準によって、診断が下されます。診断をするのは医師ですが、一応みなさんも基準を知っておくようにしましょう。

1.アルコールを飲まない
1日当たりの摂取量が20g以下(日本酒1合以下)。

2.肝障害の要因が他にない
薬の服用や、肝炎ウィルスなど、他に要因がないことが条件となります。

3.肝臓の異常がみられる
炎症反応や線維化(肝硬変のはじまり)など、具体的な症状が出ていることが必要です。

4.ALT値がAST値よりも高い
この数値については血液検査で調べることができます。NASHかどうかの診断を下してもらうためには、血液検査が絶対に必要だということです。

5.4の状態が半年以上続いている
肝臓の数値が気になる人にとって、最も大切な点はこの基準です。年に1回だけの健康診断では、発見が遅れ、確定診断ができないことがあります。数値に異常が見つかった場合、医師の指導に従い適宜検査を受けるようにしましょう。

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