肝機能検査の数値3~TTT・ZTTと血清総ビリルビン

抗体の量で異常を察知する~TTT/ZTT

わたしたちの体内では、常に免疫細胞が抗体を生み出して、異物と戦ってくれています。細菌・ウィルスなどと戦うための「抗体」は、タンパク質の一種です。このたんぱく質を「免疫グロブリン」と呼びます。TTTとZTTは、この免疫グロブリンを図るための数値です。

TTTはチモール混濁試験、ZTTは硫酸亜鉛混濁試験です。

これらの数値は、単なる脂肪肝やアルコール性の肝炎などでは上昇しません。病気・ウィルス性の肝機能障害に反応するのです。

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・TTT
TTTは、A型肝炎や自己免疫性の肝炎、肝硬変、糖尿病などを発症しているときに数値が上昇します。

・ZTT
これに対して、ZTTは、ウィルス性の慢性肝炎(B型やC型肝炎)や肝硬変、肝がんなどのときに上昇します。肝機能障害の大判は、B型・C型肝炎ウィルスによる慢性肝炎だと言われています。日本人がもっとも気を付けなければならないのは、ZTTの数値だとすらいえます。他の血液検査項目に異常がなくても、ZTTが高ければ何らかの病気である可能性が高いと言われています。

血清総ビリルビン

堪能や膵臓の病気、肝硬変などがあると上昇する数値です。

ビリルビンは、ヘモグロビンから作られる色素の一種です。赤血球が壊れると水に溶けづらい「間接ビリルビン」が生成され、肝臓の働きによっ水溶性の「直接ビリルビン」に変わります。肝臓の働きがにぶると、血中にビリルビンが増加して、黄疸が発生します。

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