健診では正常な場合でも、「職場高血圧」や「白衣性高血圧」には要注意

「仮面高血圧」といって、早朝高血圧など、測定時には現れない高血圧の病状があります。その他、「職場高血圧」などの仮面高血圧も確認されています。(東京都老人医療センター;副院長―桑島巌[循環器病学]らのグループによる日本高血圧学会での発表)

この調査では、販売会社勤務など、都内の事務職の人に、仕事の合間に血圧測定をしてもらうという形で、データを収集しました。結果、平均年齢20~40歳代の職場では、健康診断で正常値だった人のうちの20~40%近くが高血圧と診断されました。ひどい人では、健康診断時の値よりも、40~50mmHgも上昇した例がありました。

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血圧は、ほんの少しの環境や精神状態の変化によっても、大きく変化します。年に一度の血圧測定に異常が認められなかったからといって、安心は禁物なのです。

これらに共通する点は、「白衣性高血圧」です。通常は正常範囲であっても、白衣を着た人、すなわち、医師や看護婦などに血圧測定されると、精神的に緊張して高血圧になってしまうというものです。

このように、実際の血圧の状態を知るということは、非常に困難な作業であり、油断は禁物なのです。

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