一日6g以下を目標とすべき塩分の摂取

塩分が強ければ美味しい料理というわけではない

昔から「塩梅(あんばい)」などといわれるように、塩は、料理にとって、欠かせぬものであるように、塩味がきいていないと、美味しいと感じないことがよくあります。

しかし、そうだからといって、塩味の強いものばかりが美味しいというのも問題です。それは、本当の意味で美味しいというのではなく、濃い味に慣れてしまった結果、薄味の料理を美味しいと感じられなくなっているに過ぎないということなのです。

実際、一流のホテルや料亭で出される料理には、必要以上に濃い味のものは皆無といっていい程なのです。この意味で、味覚も一種の習慣であるといえます。血圧が高めである人は、塩分の摂取量を減らし、薄味に慣れる努力をしていく必要があります。

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1日12~13gにも増加した日本人の塩分摂取量

日本人の塩分摂取量は、増加傾向にあったものの、一時期、減少しました。しかし、ここ数年、また、増加してきており、現在では、一日12~13gにも及んでいるといわれています。これは、塩分を多く含んだファストフードも込みの外食産業が拡大したことと、コンビニエンスストアを中心とした弁当の売上高の高騰が影響しているものと推測されています。

人にとっての望ましい塩分摂取量は、健康な人ならば、一日10g以下、血圧が高めの人ならば、一日6g以下とされています。

現代人は、知らず知らずのうちに、適正量の2倍もの塩分を摂取しているということになり、これは、看過すべきでない事実であるといえます。

 

高塩分の食品の回避と、薄味への段階的な習慣づけ

塩分を低減するには、食品の含む塩分の量をきちんと計算して食事を作るのが最も良いのですが、現実的にはなかなか難しいともいえます。そこで、まず始めに、どのような食品が多く塩分を含んでいるのかを知って、そういった食品を過剰に摂取しないようにすることから実践するとよいでしょう。

高塩分の食品の代表格としては、漬物や佃煮、塩辛や干物などの魚介類の塩蔵品があります。こういった食品の摂取を控える、あるいは、摂取量を大幅に減らすことで、塩分の摂取量は、確実に、1g前後も減るのです。

また、塩分の強い食品を識別し、控えるようにしていれば、味覚は自ずと薄味に慣れ、塩分が少なくても美味しいと感じられるようになるのです。

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