トイレに関する3つの注意事項

排便時の強いいきみで、意外にも血圧は下がるが――

血圧が高めの人が、トイレで習慣とするにあたって、最も回避すべきなのが、排便時のいきみです。

一般に、排便時に強くいきむと、血圧が急騰するように思われがちですが、実際には逆で、その瞬間、血圧は一時、急降下します。しかし、排便を済ませて一息ついたら、今度は一転して、血圧が急上昇するのです。

いずれにしても、強くいきむことによって、血圧は激しく上下し、それと同時に心拍数も大きく変動することとなります。これが心臓にとっては過重な負担となり、心筋梗塞や脳卒中などに至るケースもあるので、くれぐれも注意が必要であるといえます。

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便秘の解消から始まるスムーズな排便

トイレでいきむ習慣のある人は、意識的に自然な排便を心がけるようにする必要があります。ただし、慢性的に便秘気味だと、いきむことなくてはうまく用を足すことができないため、習慣化されている場合があります。そういう場合には、いきむのをやめるというより、まずは便秘を解消することから始めなくてはなりません。

便秘を解消するには、さまざまな方法がありますが、基本的には次の二つの方法があります。

まず、一つ目の方法は、野菜や海草類、きのこ、こんにゃくなど、食物繊維の豊富な食品をたくさん摂取するようにすることです。肉類などの脂肪分の多い食品を控えることも効果的であるといえます。

二つ目の方法としては、適度な運動をすることが挙げられます。運動は腸に刺激を与え、排便が促進されます。

また、朝起きざまに、コップの水を一杯飲むなど、こまめな水分補給が大切です。その他、就寝前に、黄粉入りのホットミルクを飲むと、牛乳のトリプトファンときなこに含まれる食物繊維が快眠、および、翌朝のスムーズなお通じを促してくれます。

 

寒い季節の早朝トイレは血圧の急上昇につながる

高血圧が進行している高齢者の場合、寒い季節の早朝トイレにも気を付けなくてはなりません。

高齢者は早い時間帯に目覚める傾向が強く、前立腺肥大のような疾患がある場合には、なおさら、早い時間帯にトイレに起きます。寒い季節の早朝には、家の中は冷え切ってしまっているため、寝床で温まった体には、一層寒さが堪えることとなり、血圧の急上昇を招くのです。

これが引き金となり、心筋梗塞や脳卒中の発作を起こす人が増えているのです。早朝高血圧の傾向があると、リスクはより高くなります。

寒い時期の増徴にトイレに行く場合には、ガウンを羽織るなどして防寒し、トイレ内にも電気ヒーターなどを据え置くことをお勧めします。

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