降圧薬を正しく飲む方法、副作用に対処するための方法

自己判断によって、服用をストップしたり、回数や量を減らしたりすると、血圧は急上昇する

前述のように、降圧薬は、効き目が高いといえます。生活習慣を改善しても、どうしても低下しなかった血圧でも、降圧薬によって、驚くほど下がり、基準範囲内に安定するのです。しかし、それだけに、医師の指示を遵守して服用しなくては、血圧が上昇したり、降下したりして、危険であるといえます。よって、注意を要するといえます。

特に危険なのは、薬物治療を始めて、一定期間が経過すると、血圧が順調に下がり始めるため、もうこれで安心と、自分の判断で勝手に薬を服用するのをストップしてしまったり、服用の回数や量を減らしてしまったりすることです。

実際によくあるケースとして、薬の服用をストップした途端、血圧が元に戻る場合です。いわゆるリバウンド作用(はね返り現象)によって、以前より血圧が急上昇してしまうという場合もあります。

自己判断は避け、あくまでも、医師の指示を遵守しなくてはなりません。

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飲み忘れた場合の対処法を医師に訊いておく

自己判断により、勝手に服用をストップするつもりがなくても、つい、薬を飲み忘れてしまうことがあります。これは大変と、次の服用時にまとめて飲み、血圧が急に下がりすぎてしまったという事例もあります。何時間か遅くなってしまっても、気付いた時点ですぐに飲むのがよいのか、判断に迷うところでしょう。

そうした場合の対処法は、薬の種類や一回に服用する量などにより、さまざまに異なります。忘れないことが大前提ですが、忘れてしまった場合に備え、予め、医師に対処法を訊いておくのもひとつです。

多くの降圧薬は、忘れた分もまとめて服用するより、二時間くらいまでならば、遅れて服用しても問題はないと考えてよいでしょう。

 

何らかの副作用がある場合には、医師に報告し、指示を仰ぐこと

近ごろ、広く使用されている降圧薬には、副作用がほとんどなく、有効性が高いものが増えています。たとえば、アンジオテンシンⅡ拮抗薬の無作為二重盲試験では、比較対照として用いられた従来の薬剤と比べると、副作用が大幅に低いという結果が得られています。

薬剤は一定の病気や症状を治療するために服用するものなので、有効性や副作用が常に問題とされます。

しかし、身体にとっては、ほとんどの薬剤が異物とみなされます。薬剤は、服用されると、腎臓や肝臓を通って、体外に排出されます。排出まで数時間しかかからない薬剤もあれば、数十時間効果が継続し、排出されるのがより遅いものもあります。

副作用の現れ方としては、

①     血圧が下がりすぎる――薬剤の降下が強すぎる場合

②     肝臓障害、腎臓障害、骨髄機能障害などの内臓機能の異常――薬剤と身体の相互作用により、不利益な効果が出た場合

③     発疹、胃腸症状など、自覚的な異常

があります。

副作用のほとんどは、服薬開始から、数日ないし数週間のうちに出ます。いずれにしても、服薬後の身体の異常は、些細な事であっても医師に相談し、適切な指示を仰ぐようにしましょう。

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